こまちの脳梗塞日記

穿通枝梗塞に2016年3月6日になり、(当時43才)日に日に動かなくなり、最後には手も足も動かなくなり左半身麻痺〜(・・;)。その世界では結構有名?な先生から「脚はある程度なおるかもしれないけど、運動神経無いから腕は諦めて、新聞とか読むときの押さえることとかに使ってね♪」と言われてからのリハビリ日記なうw

心的外傷はやっぱり治りにくい。

だいぶ思い出すことがすくなくなってきて岩砂リハビリ病院での出来事。

 

数年ぶりにその病院の近くへ行かなくてはならなくなった。

特になにも考えずにその周辺へ行く。

何気に通った道沿いにあった公園。 

どこかで見た事がある。

……そう。リハビリ入院していた頃にリハビリできた公園!!!!!!

思わず後ろを振り向いた。

そこにはあの病院!!!!!!

物凄い勢いで何かが湧き上がってくる。

軽くパニックになってしまった。

 

その後なんとか目的地へ到着。

初めての装具の新調。

順番待ちをして話をして

「次はお医者さんが見てくれますので、しばらくお待ちください。」 といわれた。

待合室で座って待っているときに

何故医者なんだろー?あー。リハビリ医が必要なんだなぁ……。

あの車椅子の親子はどこかで見たことがあるよーな気がするなぁ……。

……。

リハビリ医?

リハビリ医?

このへんからかなりのパニックになって心の中はものすごい勢いでぐちゃぐちゃにあらゆる事が思い出される。 

どうしよう。どうしよう。どうしよう???!!!!!

もし。呼ばれて入っていった先にあの岩砂のリハビリ医がいたら!?

多分奇声を上げて失神するんじゃないか??!!! 

極限までのパニック状態なのがわかる。

心臓が飛び出しそうだ。

あの病院からここは近いから当番制とかだったら出会う確率はあるんじゃないか!?!?

物凄く沢山の事を一瞬で考えたような気がする。軽く意識が飛びそうだ。

気が遠くなる。

そんな状態のまま名前を呼ばれた。

何だかんだで普通に歩いていく自分が不思議だった。

そして部屋に入るとそこに居たのは、全く知らない看護師とリハビリ医だった。

 

すごい勢いで力が抜けた。

 

ある程度身構えてその事柄に向かい合うならまだしも無防備で突然対峙するのはまだまだ当分むりだな……。