脳卒中とパーキンソンのリハビリについて
私の母は数年前にパーキンソン病と診断された。
はじめの頃は手の震えのみ。
特に進行しているとも思えない現在は。
薬を変えたら、震えがなくなった変わりに動きがスローになったらしい。
年に数回帰省するけど、いつも車で出掛けるので母と「歩く」という事をもう何年もした事がなかった。
今回私が帰省したのは、家にいると色々やらせて貰えないのと、やりすぎるのと、外出する気にならないのが良くないと考えての帰省。
家から1キロほど離れたショッピングタウンへ母と徒歩で行った。
今回はリュックを背負って買ったものはそこに入れる予定。
万歩計もつけたw
母と道を歩いていると
まず気になったのは
母の足音。
片足がペタペタと扁平足のような歩き方の音がする。
私の脳卒中からの経験では、悪くなってからリハビリをするよりも、病気が分かった瞬間から、麻痺でも動くのなら、無理のないできる範囲で四肢は動かしつづけるのがいい。
健康側も。
膝を曲げる伸ばす。
手をうえに上げる。下げる。
グー、チョキ、パー
握る離す
寝返りをする。
寝ながらでも出来ることをとにかくやるのがいいと思う。
今入院するほどではなく、多少不自由でも自分の事は自分でできる。
何年先になるか分からないけど、それが少しでも先になる為に。
酷くなってしまったものを直すのは本当に健常者では理解できる領域をはるかに超えた苦行だ。
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今Eテレで「心はいかにして生まれるのか 脳科学と仏教の共鳴」
を見ている。
座禅のやり方をお坊さんが説明している。
本当にその通りだと思う。
改めて自分のリハビリスタイルを思い出せる内容だった。
私生活でもそれを生かせればいいが、とりあえず私はリハビリにそれを生かす。
この番組を見ようと思っていていた訳ではなく。
たまたまテレビをつけていたらこの話になっているわけで。
「縁」を感じ、守られている自分を感じる瞬間でもある。
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さて。
話が飛びまくったけど、母の歩き方の話。
パーキンソンは筋肉が固くなるらしい。
つまり、母のペタペタ歩きから想像できることは、
〇足首の上がりが悪くなっている。
〇足の裏の筋肉が弱くなっている。
でも、歩く速さ早い。足を引きずることもない。
いつも書くけど💦
私が脳卒中麻痺になって感じるのは、麻痺した筋肉は使わないとすぐ萎える。
意識をしっかり持つことにより、学習してしまえば使い続けなくで萎えなくなる。
麻痺をして使いにくいと他の筋肉が代償運動をするので動かなくなることはない。
だが、その代償に他の部分に痛みがでやすい。
それが癖になり、身体の体幹のバランスが崩れ、どんどん負の連鎖につながる。
つまり、
今の母の状態で少しおかしいだけなら、医者もリハビリの先生たちも特になにも言わないレベルだが。
私の見解は、今もう自主リハビリをするべきなのだ。
今回母にアドバイスしたのは。
〇意識して足首を上げる
〇踵から着地して小指側で親指への体重移動。
〇突然やるのは難しいのでとりあえずやってみる。
〇長時間やらなくていい。電信柱から電信柱まで意識する。
そのあとは、気にしないで歩く
また暫くしたら同じようにやる。
〇ポイントはその意識が苦痛になる、疲れる手前で辞める。
〇最低1日10回は意識する。室内でもいい。
一緒に歩く時は私も言うよ。
〇ドーパミンが出やすいようにする。
100均などの色々な物をみて、本来の使い方以外の使い方を考える。作ってみる。
私が母を褒める。
なるべく笑顔になるようにする。
(母はいつもニコニコしているからやらなくてもいいのかも?)
とりあえず私が帰省している間は毎日きにしてみよう( ̄▽ ̄;)
手の方はYouTubeに出ていたボールを使ったものをチョイス。
母はとても生真面目で理想的なロー生活をしている。
医者からもそれ以上にない理想的生活スタイルだといわれているらしい。
それでもパーキンソンになる。
なんとしても、母が死ぬまでやりたい事が出来て一人で歩ける状態を維持したい。
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さて。私のほうは、約1時間半のリュックを背負ってのお散歩から買い物をしても足を引きずらないで帰宅できたのが驚き(笑)
本当に持久力おちたのか?
帰宅の時はぶん回しの可愛いのはでるけど、今回は持久力のために歩いたのでこれでいい。
ぶん回し対策はまたやればいい。