参考までに
どうしてこの人が動くと思ったのか?
ほかの人をみた事がないので色んな脳卒中麻痺の人に適応されるのか?はわかりませんがー。の話。
その方とはリハビリ友達で通所リハビリで会うとよく話をしていました。
腕に関しては色々分かっている?つもりの私はその方の肩周り背中、腕手のひらを健康側を含め全て触りました。
1.肩周り背中、胸、筋肉体温申し分なし。
2.感覚神経無し。
3.痛覚あり。
4.関節の柔らかさ申し分なし。
5.指先は多少動く。
6.肩はかなり下がっている。
7.肩は立っている状態で30度まで上がる。
8.歩くのは私より上手く、早い。
9.子供の頃はサッカーをずっとしていた。
今もサッカーが大好き。
10.口では良くなりたいといいつつ、もうこれ以上よくならないと思っている。
この、中で一番問題だと思ったのは、10番。
前のコラムで書いたようにメンタルはとても重要。
脳はだまされやすいので、そう思っていると脳もそうなんだと思う。
精神疾患でも手足が動かなくなることがあるらしい。
前にも書きましたが、会う度に肩を上げる練習をするといいよっと言い続けました。
「難しいんですよ。」といってきますが、筋肉はしっかりあるので、出来ないことはないと確信していました。若い人だしね(笑)
一年かけて肩は水平にキープできるようになりました。
集中力を高める為に瞑想なりをするように言い続けました。
多少やったみたい(笑)
ワンバウンドボール投げ
私がこれを初めてやったのは、発病してから10ヵ月くらいの時。
そんなことが出来るのか???と思いつつリハビリの先生とやって見た時、感じたのは。
「あ。これ知ってる。子供の頃これと同じ動きをした事がある!!ワクワクする~(*´ω`*)」
でした。
これこそが動きを出すのに必要な経験なんだと思います。
この子供の頃の経験を思い出すという事にも瞑想がかなり役に立つと思います。
腕の事は以前コラムに、書いたよーな気がするのではぶきます。
それをふまえ、その方の大好きなサッカーににた行動をすることにしました。
平行棒に捕まってボールけり。
本当は知ってるけど、上手く蹴る方法などを教えてもらったりしながら、数分やると自然に笑顔になり楽しんでいるのが分かりました。
これこそチャンス!と思い注文をつけたりして動きをどんどんよくしていきました。
昔の記憶を脚が思い出しているって感じなのかな??
そーすると、
あ~ら?不思議。
出来なかったことができるようになっちゃう(笑)
もちろん、今のその方の筋力動き具合をみて予想をたてながらやるんですけどね(笑)
たまたま上手くいったのかもしれませんが、
言葉による適材適所の誘導もかなり効果的。
はたして、これをリハビリの先生たちはできるんだろうか?(`・ω・´)
私は自分が脳卒中になったからこそ分かる事を伝えているだけ。
個人的にはもっと色々な脳卒中患者さんをみてそうやって色々試して見たい!!!という欲求もあるのですが、リハビリの先生になりたいという訳でもないので、これ以上はほかの人をみることができそうもないので残念ですが、仕方がないですね(`・ω・´)
なにげに通所リハビリで周りを見渡すと、もったいない人が数名はいますからね(`・ω・´)
でも、私がアドバイスやみるのはまた変な話ですからね(笑)
全ての脳卒中の麻痺のひとが治るかは分からないけど、もっと動けるようになる人は沢山絶対いる。
でもそれを指導できる人がいなさすぎる。
それなら自分でやればいい。でもできる人は少ない。
ほんとにどーにかならんもんかねぇ(`・ω・´)