私がやってきた事(急性期、家族)
春休みということもあり、子供3人が生徒から学生になっていたおかげで、春休みものんびりとしていたおかげで、ほぼ毎日子供達はお見舞いにきてくれました。
お見舞いに来ては、明るくニコニコと接してくれて、麻痺した手脚をかわるがわる撫でたりマッサージしてくれました。
その時の手の温もりや愛情などももしかしたら、私の麻痺した手脚が、この子達のためにも動くようにならなくちゃ!って思って活性化したのかもしれません。
精神面では、確実にあの子たちの笑顔や温もりに支えられました。
これは急性期の話しではありませんが、
退院後、脚の人差し指だけどうしても動かなかったのですが、子供があしの裏をマッサージをしてくれている時に
「ここがなんか硬い」
と言って、人差し指の付け根の所を付け根から踵に向かってグッと何回か押したんです。
今までプロのマッサージさんにもそんな所マッサージされたことがない場所と力の角度。
そしたら、なんと。脚の人差し指が動きました。
訪問リハビリの先生がここをマッサージしてもらうといいよっと言ってた事を伝えると、学校やバイトから帰宅すると、やりたい事も沢山あるだろうに、かわるがわる手が空いた子が文句も言わずマッサージをしにきてくれました。
私がたまに泣き言を言うと、
「よくここまで頑張ったと思うよ。自分では頑張ってないっていうけど、信じられないくらい頑張ってるもん。自分がお母さんの立場ならここまではできん。」
と、言ってくれました。
こういう事も回復にはかなり大きなきっかけになっていたと思います。
良い子達に恵まれました。